法衣や袈裟の洗いは必要ですか?
必要です。着物が洗えるようになって約50年。昔は法衣を洗うことができなかったので陰干しにしていましたが、現在は洗えることが可能になったので衣類と同様洗いは必要です。
特に正絹のものはデリケートですので少しでも汗をかいたと思ったらシーズンごとのクリーニングが必要です。
近くのクリーニング店、大手クリーニングチェーン店でも着物が洗えるので一緒にだしていますが?
全部の店舗がいけないということはございませんが、お返しする際にたたみ方が違うので変なところに折り皺がついたり、一気にプレスするので素絹や直綴、裳のある法衣は一回失敗すると中々もとに戻りません。これはよく聞く話ですが、基本法衣は断る店舗が多いですが、受け取って縮んだ、変なプレス跡が!となっても泣き寝入りのパターンがほとんどです。
カビが生えるのですが、対策は?
一般回答はパールトーン加工を施すことです。パールトーンは撥水加工のイメージが強いですが元々は着物の帯を片付けるときにどうしても長期間しまっておくとカビ生えてしまう、それを防止するために開発されたものです。もちろん効果はありますが、パールトーンは永久効果はないので数年に一回はかけなおしが必要です。またクリーニング屋で普通の洗いをするとかえってパールトーンが落ちるだけになります。当社では三回程度洗ったらかけ直しをお勧めしています。

防カビ方法は上記のパールトーンか、やはり定期的に洗いに出してもらうこと。畳紙(たとう紙)に包んで納品しますが、受け取り後は開封後、桐ダンス等に片づけて頂くことが少しでも予防になるかと思います。たとう紙は多少ではありますが湿気を吸う効果がありますので一番下にでも敷いといて頂くことを推奨します。